ヤマガラは留鳥または漂鳥として全国に生息しています。
 国内では8亜種が分布。
 各地で普通に見られるヤマガラ(九州以北)、ナミエヤマガラ(新島、神津島)、オーストン
ヤマガラ(八丈島、三宅島)、タネヤマガラ(種子島)、ヤクシマヤマガラ(屋久島)、
アマミヤマガラ(奄美大島、トカラ列島)、オリイヤマガラ(石垣島、西表島)、
絶滅したダイトウヤマガラ(大東島) などです。

 画像のヤマガラは突然変異で江戸時代からその存在は知られていたようです。その
色柄からベンケイ(弁慶柄)またはアイゼン(愛染明王柄)と呼ばれていました。
 大きさは普通に見かけるヤマガラと同じです。
 理学博士黒田長禮氏の論文「本邦産ヤマガラの色變型と雑種」に下記の古い文献の
引用記述があります。

 「喚子鳥」には「あいぜんがら、大きさ山がらに にて、けいろ山がらの白き所も不殘 
かば色に赤し、山がらのるいな り、諸事  山がらにかはる事なし、まれに山がらの内にまじり
わたる」   
 「飼鳥必用」 には「愛染柄 、既  鳥  秋  日光ち ゝぶよりも出、江戸にても間々とれし事有 、
此鳥  山がらの替り共付ず 、尤塒をすれば山がらとなる、飼方山がらに同樣也 」

  また、論文には黒田博士が1925年3月、銀座松坂屋で ベ ンケイヤマガ ラとして入手し、
飼育したとの記載もありました。

ヤマガラ(山雀、Varied Tit)L:14・・・・・・・
この種のヤマガラは古くからアイゼンまたはベンケイと呼ばれていた。
F00A0161
F00A0164
F00A0206
F00A0244
F00A0248
F00A0294
F00A0338