2016年2月8日掲載分を再掲しました。
オジロビタキとニシオジロビタキの大まかな違いです。
☆一羽は人の多い賑やかな公園にいましたが観光客が来ても我かんせず。・・
この場所がお気に入りのようでした。
ニシオジロビタキ(西尾白鶲、Red-breasted Flycatcher) L:11-12
☆もう一羽は新興住宅地に隣接する公園にいました。
あまり鳴かないし、警戒しているのか落ちつかず、気付いたら遠くに出ていました。
声は低く、羽根の色は黒い。良く見かけるニシオジロと少し違いました。
日本で見られる個体の95%はニシオジロだそうでオジロは貴重で冬羽の記録は
少ないようです。私も初見です。
オジロビタキ(尾白鶲、Taiga Flycatcher) L:11.5-12
(比較しました。)
特徴
ニシオジロビタキ オジロビタキ
嘴 下嘴は基部側が肉色、先端が黒い。 上下嘴とも黒い。
上尾筒 最長上尾筒は暗褐色。 漆黒色(jet black)。
声 一度に5音程度。「ティティティ、 「テンポがニシオジロビタキより2倍程度
ティティティ・・・」・ 速い。「ジジジジッ、ジジジジッ」と鳴き
10音程度。
callの比較 (netより)・・・鳴き声で確認すると違いが良く分かります。
ニシオジロのcall
http://www.xeno-canto.org/188794
オジロのcall
http://www.xeno-canto.org/19823
(注)日本鳥類目録改訂第7版(2012年)では、多くの変更がなされた。ニシオジロビタキ
(Ficedula parva)はオジロビタキ(Ficedula albicilla)の亜種扱いのままでしたが
海外の書物(例えばcollins)では独立した種とされていました。
tai_kana98