平城宮、大極殿の前に粛々と建物が建設中です。
 名称は「平城宮歴史公園資材保管庫・加工場等新築工事」。
 立派な建物(費用4.4億円)ですが南西から大極殿を見ると建物が邪魔で景観は
台無しです。
 仮設のようですが数年はこの状態が続きます。他にも場所はあると思いますがセンスの
無い工事です。

 ・聞いた話では現在ある回廊を作り直すそうです。現在の回廊は5年ほど前に設計費を
  含め3億円ほどかかった筈です。
 ・新回廊は現在の築地回廊の4倍の高さ(2階建て家屋と同じ)だそうで今からその高さに
    慣れろと言うことでしょうか。

南西から見た工事現場。
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南側からこの遠景は見ることは出来ません。
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 大極殿は文化庁が建設しましたが敷地全体は国交省管轄です。
☆1978年に文化庁が策定した平城遺跡博物館基本構想資料がよりどころですが、整備を
 推進したい県知事の運動により2008年、国営公園となり、整備の主体は文化庁から事業
 予算が期待できる?国交省に移りました。