貴重なムジナモ(貉藻)の花が咲きました。
静かに見守っていますが、朝ドラで有名になったことも影響してか採集する人が
現れています。
(以下、ムジナモについて)
・ムジナモはほとんど全滅した貴重な植物です。
・浮遊性植物で、葉がハエトリグサと同じく二枚貝のような捕虫器官になっていて
ミジンコなどの動物プランクトンを捕食します。
・花を咲かせることは希で蕾の状態で終わることが多い。開花は昼の1~2時間
ほどで白い小さな花が咲きます。
・世界で初めて発見されたのは17世紀末にインドで、その後ヨーロッパとオースト
ラリアで発見されましたが水質汚濁や埋立で絶滅しました。
・ 日本では1890年に江戸川河川敷で牧野富太郎により発見され、その後、霞ヶ浦、
信濃川、巨椋池(京都)などでみつかったが干拓事業などで 自生地の消失、魚などに
よる食害、農薬、生活廃水による 水質汚染で絶えました。
・残った宝蔵寺沼(羽生市)は1966年に国の天然記念物に指定されましたが水害で
ほとんど流されて絶滅しました。現在は栽培した個体が残っています。




静かに見守っていますが、朝ドラで有名になったことも影響してか採集する人が
現れています。
(以下、ムジナモについて)
・ムジナモはほとんど全滅した貴重な植物です。
・浮遊性植物で、葉がハエトリグサと同じく二枚貝のような捕虫器官になっていて
ミジンコなどの動物プランクトンを捕食します。
・花を咲かせることは希で蕾の状態で終わることが多い。開花は昼の1~2時間
ほどで白い小さな花が咲きます。
・世界で初めて発見されたのは17世紀末にインドで、その後ヨーロッパとオースト
ラリアで発見されましたが水質汚濁や埋立で絶滅しました。
・ 日本では1890年に江戸川河川敷で牧野富太郎により発見され、その後、霞ヶ浦、
信濃川、巨椋池(京都)などでみつかったが干拓事業などで 自生地の消失、魚などに
よる食害、農薬、生活廃水による 水質汚染で絶えました。
・残った宝蔵寺沼(羽生市)は1966年に国の天然記念物に指定されましたが水害で
ほとんど流されて絶滅しました。現在は栽培した個体が残っています。



